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Excelは将来なくなるか?「今」学ぶことが無駄にならない理由

 
「Excelは将来なくなるのか?」という議論が盛んになされています。皆さんもExcelが将来消える可能性について気になったことがあるのではないでしょうか。しかし今は、「Excelを学ぶ意味を理解する」ことが重要です。
この記事では、Excelを現在学ぶことが将来にも有益である理由について紹介します。Excelが現在どれだけ重要であり、”その学びが将来にどれほど意義を持つか”について、知っていただけるでしょう。 


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目次[非表示]

  1. 1.今からExcelを学ぶことは無駄ではない
    1. 1.1.「Excelは海外では使われていない」は誤り
    2. 1.2.「Excelは将来使われなくなる?」
  2. 2.今Excelを学ぶ理由
    1. 2.1.「数字で考える力」を身につける
    2. 2.2.キャリアアップに役立つ 
    3. 2.3.AIはOfficeと結びつく 
  3. 3.まとめ 

今からExcelを学ぶことは無駄ではない


「Excelが将来なくなるのではないか」と危惧し、今更Excelを学ぶのは遅いのではないかと感じている方もいらっしゃることでしょう。 
ですが、「今からでもExcelを学ぶことは決して無駄ではない」ことを理由とともに紹介します。 

「Excelは海外では使われていない」は誤り

「Excelは不要」と言いたがる方たちが挙げる根拠のひとつに「Excelを使いたがるのは日本だけ海外では使われていない」というものがあります。 
しかし実際には、Excelが海外では使われていないことを示すデータはありません。 日本企業には、文書の作成までExcelでやりたがるケースはありますが、海外では文書の作成はしない、という程度に留まります。 
日本国内の外資系企業でもExcelは使われていますし、海外での投資銀行では厳しいルールの元、見た目に美しい資料がExcelで作られているのが現状です。 
そのため、一部の人が唱えている「海外でExcelを使わない」という意見は根拠がないものです。

「Excelは将来使われなくなる?」

「ExcelはAIに取って代わられて、将来使われなくなるのでは?」と主張する方もいます。 
全くの間違いではありませんが、今の段階では「Excelには将来使われなくなる”可能性が高い”機能がある」と考えるべきです。 将来使われなくなる可能性の高いものの特徴は下記のようなものが挙げられます。

  • 属人化が進む 
  •  PCに負荷がかかる 
  •  処理速度が遅い 
  •  長期間、大きなバージョンアップがされていない 
  •  Office以外のクラウド系サービスが台頭している 

よく例に挙げられるのは、VBAです。Excelのマクロ機能は業務の属人化が進ませ、マクロ機能を使い続けるとPCに大きな負荷がかかってしまいます。処理速度が遅くなり、Excelのマクロ機能の一部が、少しずつ他のツールに代替される可能性があるという意見もあります。 

「では、VBAを今から学ぶ必要はないのか」という疑問の回答は「NO」です。あくまで代替される将来的な”可能性”の話であり、2024年現在において、VBAを学ぶことは十分に有用と言えます。 

ですので、Excelが将来完全になくなるのではないかと考えるのではなく、Excelの一部の機能が使わなくなる可能性があるが、大半の機能は将来的にも継続して使えるということを知っておくべきです。 

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今Excelを学ぶ理由

Excelを学ぶ理由として、スキルアップやキャリアアップ、AIへの活用が挙げられます。 Excelを導入する企業が増えており、Excelを仕事や実戦で活用する機会が増えています。 
具体的に「今Excelを学ぶ理由」をそれぞれ見ていきましょう。 

「数字で考える力」を身につける

Excelは単なる計算表ソフトではなく、データに基づく企業戦略・販売戦略が求められる現代において、数字で考える力を身につけるためのツールでもあります。そのため、数字で考える力を身に付け、戦略を構築する上で有用なExcelが将来なくなるということは考えにくく、今Excelを学ぶべきだと言えます。データを根拠に業務内容を改善できる能力を新入社員の時点で身につければ、どこの部署でも活かすことができます。数字で考える力を身に付けるには、Excelは最適のツールなのです。 

キャリアアップに役立つ 

Excelを扱うスキルに長けていて、同時にデータに基づいた判断ができればキャリアアップに役立ちます。多くの企業や業界がExcelを必須スキルとしているため、面接時にスキルをアピールするのに有利です。転職やキャリアアップに有利なスキルであることを再認識すべきです。また、Excelは“データに基づいた提案力”を養うためのスキルでもあり、自社内での評価や転職時にも武器になります。転職時や自社での仕事においてExcelを扱うスキルがあれば、他者と差別化し、より優位に面接や仕事を進めることができるのです。

AIはOfficeと結びつく 

「ExcelはAIに取って代わられる」と主張する声もありますが、実際にはExcelを含むMicrosoftツールはすでにAIと密接に結びついています。「海外ではExcelが使われていない」という誤解もありますが、実際は違います。Officeツールを開発するMicrosoft社は海外企業であり、Excelは海外でも一般的なスキルであり、AIとの統合も進んでいます。
さらに、Microsoftは2023年に企業向け、2024年1月に個人向けにAI支援機能を導入を開始しており、Excelが将来的になくなることは、考えにくいでしょう。
すでに日本語にも対応したAI支援機能であるMicrosoft Copilotを利用すれば、データ分析やグラフ作成が数秒で可能となります。AIの進展により、むしろExcelはさらなる進化を遂げる可能性が高まっており、AIとの連携が強化されることでExcelがさらに重要なツールとなることが予想されます。

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まとめ 

今回は「Excelは将来なくなるか?」「”今” Excelを学ぶ ことが無駄にならない理由」について詳しく紹介してきました。 
Excelが将来なくなるということは考えにくく「海外ではExcelを使っていない」という事実も誤りです。 
むしろ今Excelを学ぶことで転職やキャリアアップの大きな武器になりますし、AIとの連携が期待されるなど、Excelスキルが高いと将来的に役立つと考えられます。 
Excelを展開するMicrosoftはExcelを高い頻度でバージョンアップしており、将来的にさらなる進化を遂げることでしょう。

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村松 諒一
村松 諒一
法政大学経営学部卒。前職は製造業界にて、CFO直下のセクションで為替ヘッジの戦略策定や資金調達業務に従事。企業経営に直結する財務データ分析のスペシャリスト。

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