
【2026年最新】SharePoint研修おすすめ5選|選び方と実施事例を解説
「SharePointへの移行は決まったのに、どこに何を置くかが社内で決まっていない」
「ライブラリとリストの使い分けを聞かれて、答えられなかった」
このように感じているご担当者の方も多いのではないでしょうか。
実は、SharePoint研修には大きく2つのタイプがあります。
- 使う人を育てる「ナレッジ活用型」
置き場のルールとメタデータ管理が中心の内容 - 作る人を育てる「サイト構築型」
トップページの設計と動線づくりが中心の内容
どちらを求めるかで、選ぶべき会社はまったく変わります。
ここを取り違えると、受講者は操作を覚えただけで実務に生かすことができません。
この記事では、次の内容を順番に解説します。
- SharePoint研修の2つのタイプと選び分け方
- 研修会社を選ぶ際に確認すべき5つのポイント
- SharePoint研修おすすめ5選
- SharePoint全社移行に研修が必要な理由
- ユースフルの研修を導入した企業の事例
- SharePoint研修に関するよくある質問
本記事を読み終えていただければ、自社がいま必要な研修のタイプを理解し、比較軸を持って会社を選べるようになります。
目次[非表示]
- 1.SharePoint研修は「ナレッジ活用型」と「サイト構築型」の2種類に分かれる
- 1.1.「使う人」を育てるナレッジ活用型
- 1.2.「作る人」を育てるサイト構築型
- 2.SharePoint研修を選ぶ際に確認すべきポイント
- 2.1.操作説明で終わらず、運用設計まで教えてくれるか
- 2.2.ライブラリとリストの使い分けを判断基準として渡してくれるか
- 2.3.TeamsとSharePoint・OneDriveの関係を整理してくれるか
- 2.4.サンプル環境で演習できるハンズオン型の研修か
- 2.5.研修後のサポート体制が充実しているか
- 3.SharePoint研修おすすめ5選
- 3.1.ユースフル|運用設計から教える実務直結のDX研修を抜群のコスパで
- 3.2.イルミネート・ジャパン|SharePoint専門コースを基礎から応用まで
- 3.3.オフィスアイ|書籍執筆者が教える管理者向けの深掘り
- 3.4.インソース|公開講座と講師派遣を選べる大手の実践研修
- 3.5.大塚商会|一般利用者と管理者を分けた企業単位の研修
- 4.SharePoint全社移行プロジェクトに研修が必要な理由
- 5.大手インフラ業界|SharePoint研修の実施事例
- 6.SharePoint研修に関するよくある質問
- 6.1.SharePoint研修では具体的に何を学ぶのですか?
- 6.2.共有フォルダとSharePointはどう使い分ければよいですか?
- 6.3.Teamsのチャネルに置いたファイルとドキュメントライブラリは何が違うのですか?
- 6.4.Copilotがあればメタデータは不要ではないですか?
- 6.5.過去のファイルもすべてメタデータ化する必要がありますか?
- 6.6.SharePoint研修の費用相場はどれくらいですか?
- 7.まとめ
SharePoint研修は「ナレッジ活用型」と「サイト構築型」の2種類に分かれる

SharePoint研修を探す前に決めるべきは、育てたいのが「使う人」か「作る人」かです。
SharePointの研修は、大きく2つのタイプに分かれます。
タイプ | 対象者と学ぶ内容 |
|---|---|
ナレッジ活用型 | 全社員・部門メンバー向け。ファイルの置き場の判断基準、ライブラリとリストの使い分け、メタデータ管理、AIによる検索までを学ぶ。所要2時間前後が目安。 |
サイト構築型 | サイト管理者・事務局・情報システム部門向け。トップページの設計、Webパーツ、ナビゲーション、権限設計、アクセス分析による運用改善までを学ぶ。所要3時間以上が目安。 |
「使う人」を育てるナレッジ活用型

この型が扱うのは、上の図で言えば「左側の深い階層から、右側のメタデータ管理へどう移るか」という判断です。ファイルの保管場所をSharePointへ移行する場面で必要になるのが、この型の研修です。
- これまでのフォルダとSharePointを、どう使い分ければよいのか分からない
- Teamsのチャネルに置けばよいのか、別のライブラリを作るべきか判断できない
- 過去のファイルをどこまで移行するのか、方針が決まっていない
ナレッジ活用型の研修は、この判断基準を明確にすることを目的とします。
SharePointの機能を先に整理しておきたい方は、Microsoft SharePointの活用方法とは?効果的な使い方を解説もご覧ください。
「作る人」を育てるサイト構築型

チームサイトを作った直後の画面は、上の図の左側の状態です。
既定のニュース枠が並び、ファイル置き場は空のまま。
目指すのは右側の状態です。
「申請・届出をする」「規定・ルールを調べる」といった目的別の入口カードが並びます。初めて訪れた人でも、自分の用件から辿れる状態です。
この左から右への設計手順を身につけるのが、サイト構築型の目的です。
サイト構築型の研修では、主に次の3点を扱います。
- 良いサイトの判断軸(迷わず辿り着ける/置き場所がすぐ分かる)
- 2クリックで目的の資料に届く動線の作り方
- 情報が増えても崩れない配置の型と、アクセス分析による見直し
自社がどちらを必要としているかが決まれば、比較すべき会社はかなり絞れます。
SharePoint研修を選ぶ際に確認すべきポイント

この章では、研修会社を比較する際に確認したい5つのポイントを順番に解説します。
- 操作説明で終わらず、運用設計まで教えてくれるか
- ライブラリとリストの使い分けを判断基準として渡してくれるか
- TeamsとSharePoint・OneDriveの関係を整理してくれるか
- サンプル環境で演習できるハンズオン型の研修か
- 研修後のサポート体制が充実しているか
操作説明で終わらず、運用設計まで教えてくれるか
カリキュラムに「ベストプラクティス」や「ルールの作り方」が含まれているかを確認しましょう。操作だけを学んでも、研修後に実務で再現できないためです。
たとえば、「メタデータを付けましょう」で終わる研修があります。
一方で「どのドキュメントに、どこまで付けるべきか」の基準まで示す研修もあります。
提案段階で、運用ルールの考え方をどこまで扱うのかを具体的に確認してください。
ライブラリとリストの使い分けを判断基準として渡してくれるか
提案書やカリキュラムに、この2つの使い分けの基準が明記されているかを確認しましょう。理由は、機能の説明はできても、どちらを使うべきかの判断基準までは示さない研修があるからです。
そもそもこの使い分けは、SharePoint研修で最も質問が集まる論点です。
どちらもデータを一覧で並べて見せる機能で、画面の見た目が似ているためです。
機能 | 向いている用途 |
|---|---|
ドキュメントライブラリ | ファイルを1件として蓄積する場所。 |
リスト | 情報を1件として管理する簡易データベース。 |
この整理をもとに、自社の実務まで落とし込めるかどうかが分かれ目になります。
表の内容を伝えるだけの研修では、受講者は自分の帳票を前にして迷います。
判断基準として持ち帰れる形になっているかを確認してください。
TeamsとSharePoint・OneDriveの関係を整理してくれるか

Teamsのチャネルに置いたファイルと、独立したドキュメントライブラリは別物です。
この違いを説明できる研修を選びましょう。
なぜなら、この関係性をきちんと理解していないと、組織の資産として残したいファイルが個人のOneDriveに散らばるからです。
Teamsでチームを作ると、同名のSharePointサイトが自動で作られます。
つまりTeamsに添付したファイルの実体は、SharePoint側に保存されています。
一方でチャットに添付したファイルは、送信者のOneDriveに入ります。
3つのファイル置き場の関係性を図で説明できる研修かどうかを、提案段階で確認しておきましょう。
サンプル環境で演習できるハンズオン型の研修か
サンプル環境のライブラリやリストを操作できる研修のほうが定着します。
なぜなら、そうではない研修は、操作手順を追うだけで研修が終わってしまうからです。
実際、当社が実施した研修の自由記述でも、「実際に手を動かせたので理解が進んだ」という趣旨の回答が複数寄せられています。
研修内で用意されるサンプル環境の有無と、受講者がどこまで演習できるのかを確認しておきましょう。
研修後のサポート体制が充実しているか
研修後も学び続けられる仕組みがあるかを確認しましょう。
受講後には必ず個別の疑問が生じるため、研修当日だけで完結する内容では、現場への定着が難しいからです。
復習用の動画コンテンツや、質疑応答ができるサポート体制があるかを見ておきましょう。あわせて、理解度テストやアンケートによる効果測定レポートを出してもらえると、社内報告の材料にもなります。
▶︎ ユースフルの動画を見てみる|【SharePoint完全版】初心者向けファイル管理&活用入門!保存・共有・整理の基本を徹底解説
SharePoint研修おすすめ5選
この章では、SharePoint研修を提供する会社を5社紹介します。
自社に合う研修を選ぶ参考にしてください。
対象の5社は以下の通りです。
- ユースフル|運用設計から教える実務直結のDX研修を抜群のコスパで
- イルミネート・ジャパン|SharePoint専門コースを基礎から応用まで
- オフィスアイ|書籍執筆者が教える管理者向けの深掘り
- インソース|公開講座と講師派遣を選べる大手の実践研修
- 大塚商会|一般利用者と管理者を分けた企業単位の研修
まずは5社の全体像を、対象者・形式・費用感で整理しました。
会社名 | 主な学習内容 | 主な対象者 | 受講形式 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|---|
ユースフル | ライブラリとリストの使い分け、メタデータ管理、サイト構築、AIエージェント活用 | 非エンジニアの全部門とサイト管理者 | 対面・オンライン・eラーニング | 集合研修30万円/1時間、eラーニング月額350円/IDから |
イルミネート・ジャパン | サイト構築の基礎・応用、SharePoint Framework開発 | サイト管理者・開発者 | 集合・オンライン・個別開催 | 公式サイトに価格の記載なし |
オフィスアイ | サイト管理基礎、モダンポータル設計、ドキュメント管理と検索、テナント管理 | サイト管理者・情報システム部門 | オンライン(Teams)のみ | 公式サイトに価格の記載なし |
インソース | チームサイト・リスト・ドキュメント、権限設定 | 新入社員から管理職層まで | 公開講座・講師派遣・動画 | 公開講座はコース別、講師派遣は要問い合わせ |
大塚商会 | SharePoint Onlineの基本操作、ビジネス活用例、サイト管理 | 一般利用者とサイト管理者 | 集合・オンライン・個別開催 | 要問い合わせ(定期開催なし) |
なお、各社の情報は2026年8月時点の公式サイト・公開情報に基づいて整理しています。最新情報や料金は、必ず各社公式サイトでご確認ください。
ここからは、各社の特徴を順番に見ていきます。
ユースフル|運用設計から教える実務直結のDX研修を抜群のコスパで

ユースフルは、Microsoft MVPを取得する代表監修のもと Microsoft365 × 生成AI領域に特化した研修プログラムを提供する企業です。
SharePoint領域では、全社員向けの「ナレッジ活用」と、管理者向けの「ポータルサイト構築」の2系統を用意しています。
操作手順だけでなく、ファイル置き場のルールをどう決めるかという運用設計を重視した設計です。
基準 | 特徴・ポイント |
|---|---|
講座充実度 | ナレッジ活用型と、サイト構築型の2系統に対応。 |
カスタマイズ性 | 自社の部署名や実務ファイルを題材にしたオーダーメイド研修が可能。 |
コストパフォーマンス | 集合研修は30万円/1時間で提供。 |
受講後のフォロー体制 | 事前のスキルチェックサーベイ、復習用動画の提供、研修後に集まった質問への回答集の作成まで対応。サポートオプションは無料。 |
実績・信頼 | サービス導入企業数200社以上、研修リピート率93.7%(2025年度実績)。YouTubeメディアは約47万人が登録。 |
こんな企業におすすめです。
- 全社のSharePoint移行が決まったが、ファイル置き場のルールが未整備
- 操作研修ではなく、運用設計の型を持ち帰りたい
- 全社員向けと管理者向けを、同じ設計思想で並行して進めたい
研修ご担当者・DX推進者の方は、実施が決まっていなくても構いません。
まずはお気軽に総合研修カタログをご確認ください。
イルミネート・ジャパン|SharePoint専門コースを基礎から応用まで

株式会社イルミネート・ジャパンは、SharePointとPower Platformを中心にトレーニングを提供する企業です。
SharePoint Onlineでは、3つのコースを公開しています。
サイト構築 基礎
サイト構築 応用
SharePoint Framework 開発 基礎
応用コースではJSONによる書式設定や、Power Platform連携まで扱います。
すべてのコースが個別開催に対応し、カリキュラムのカスタマイズも可能。
ポータルサイト構築に特化した内容へのアレンジ事例も公開されています。
こんな企業におすすめです。
- サイト管理者を体系的に育てたい
- 基礎から応用、開発まで段階的に受講させたい
- オンプレミスのSharePoint Serverも対象に含めたい
オフィスアイ|書籍執筆者が教える管理者向けの深掘り

オフィスアイ株式会社は、SharePointとMicrosoft365の運用管理領域に強みを持つ研修会社です。
「SharePoint サイト管理基礎」では、サイトの作り方にとどまりません。
組織内の情報共有のあり方や、アクセス権限管理の考え方まで扱います。
ほかに、ドキュメント管理と検索に特化したコースや、テナント管理者向けの構成・管理コースも用意されています。
研修はすべてMicrosoft Teamsを使ったオンライン開催で、録画による復習に対応しています。
こんな企業におすすめです。
- 情報システム部門として全社レベルの運用管理を担う
- 権限管理や情報ガバナンスを深く理解したい
- 受講後も書籍で知識を補完したい
インソース|公開講座と講師派遣を選べる大手の実践研修

株式会社インソースは、官公庁・自治体から民間まで幅広い研修を手がける大手の研修会社です。
SharePoint領域では「SharePoint Online実践研修」を提供しています。
チームサイト・リスト・ドキュメントの3機能と、アクセス権限の設定を扱う内容です。
3時間で学ぶ半日研修も別に用意されています。
受講形態は公開講座・講師派遣・動画教材から選べます。
こんな企業におすすめです。
- 大手の安定した運営体制と実績を重視したい
- まず数名だけ公開講座で受講させて内容を確認したい
- 階層別研修とまとめて発注したい
大塚商会|一般利用者と管理者を分けた企業単位の研修

株式会社大塚商会は、人材育成支援サービスとしてIT系の研修を幅広く提供しています。
SharePoint関連では、コースが役割別に分かれています。
サイト管理業務を担当する方向けの「サイト管理者」コースと、一般の利用者を対象とした「一般利用者」コースです。
定期開催はなく、企業単位での実施が中心となります。
一社向けのカスタマイズ研修にも対応し、集合・オンライン・ハイブリッドから開催形式を選べます。
こんな企業におすすめです。
- 受講者の役割ごとにコースを分けたい
- 開催形式を柔軟に選択したい
- 他のIT研修とあわせて発注したい
SharePoint全社移行プロジェクトに研修が必要な理由
SharePointへの全社移行に研修が必要なのは、ファイルを移すだけでは「探せない」状態が変わらないからです。移行はゴールではなく、ファイルの置き方を決め直すための入口にすぎません。
株式会社Helpfeelの「エンタープライズサーチに関する実態調査」によると、社内情報を調べている時間は1日あたり平均1時間5分(65分)にのぼります。しかも調べたうえで自己解決できている人は約22%にとどまり、残る約77%は誰かに聞かなければ解決できていません。

(出典:株式会社Helpfeel「エンタープライズサーチ(企業内検索)に関する実態調査レポート」/調査対象:従業員数2,000人以上の企業に勤める正社員400名、2022年9月実施)
注目したいのは、この65分が「探しにくさ」から生まれている時間だという点です。
保存先がファイルサーバーからSharePointに変わっても、探しにくさが残ったままなら、この時間は減りません。
では、その探しにくさはどこから生まれるのでしょうか。
原因は、ファイルを仕分ける情報の持たせ方にあります。
フォルダ名とファイル名だけで管理していると、その情報は階層をたどらないと読み取れません。一方、ライブラリでメタデータを管理すれば、人もAIも理解しやすい形でデータを蓄積できます。
従来のフォルダ階層管理 | ライブラリ+メタデータ管理 |
|---|---|
決められた階層を1本道でたどる。開かないと中身が分からない。 | → 顧客名・種別・ステータスで絞り込める。開かずに中身が分かる。 |
AIが構造を読み取りにくい。 | → CopilotやSharePointエージェントが参照しやすい形になる。 |
フォルダとメタデータ管理の基本を知りたい方は以下の記事をご確認ください。
> 【SharePoint】フォルダとメタデータのルール作りの基本や注意点を解説
人が階層をたどらないと分からない情報は、AIにとっても同じく読み取れません。
だからこそ研修で扱うべきは、ファイルの置き方の考え方です。
この考え方をきちんと理解できる人が社内にいて初めて、SharePointへの移行は単なる「引っ越し」から「情報資産」に変わります。
大手インフラ業界|SharePoint研修の実施事例

この章では、当社が支援したナレッジ活用型研修の事例を紹介します。
成果だけでなく、研修だけでは埋まらなかった領域もあわせて公開します。
ハンズオン研修で見えた「研修だけでは埋まらない領域」
社会インフラを担う大規模事業者様(従業員1,000名超)の事例です。
全社プロジェクトとして、旧グループウェアからSharePointへの移行が決まりました。
各部署の推進担当者へ、一斉に知識を展開する必要があったため、ライブラリ・リスト・メタデータをハンズオンで扱う2時間のカリキュラムを実施。
対面・オンラインのハイブリッド形式で、各部署から65名が参加されました。
受講後アンケートの結果(n=65) | 回答割合 |
|---|---|
研修内容の満足度(5点満点で4点以上) | 73.8% |
気づき・変化があった | 76.9% |
1日あたり5分以上の業務効率化を実感 | 90.8% |
業務で活かすイメージが湧いた(5点満点で4点以上) | 50.8% |
注目したいのは、最後の項目だけが50.8%にとどまった点です。
自由記述で理由を見ると、従来の部署共有フォルダとの線引きが決まっていないこと、過去ファイルの移行方針が未定であることが、上位を占めていました。
研修は判断材料を渡せますが、組織としての線引きは発注側が決める必要があります。
ファイル置き場の線引き
過去ファイルの移行範囲
メタデータを付ける対象の優先順位
この3点を仮決めしたうえで研修に臨むと、受講者は学んだ内容を業務に生かしやすくなります。
自社の場合はどう線引きすべきか、どのタイミングで研修を挟むべきか。
こうした設計段階のご相談も承っています。
実施が決まっていない段階でも構いませんので、お気軽に無料相談をご利用ください。
SharePoint研修に関するよくある質問

SharePoint研修では具体的に何を学ぶのですか?
A. 学習領域は大きく4つの要素で構成されます。
SharePointの構造(テナント・サイト・ライブラリ・リスト)
ファイルの置き場の考え方
メタデータによる整理とビューの活用
AIによるナレッジ活用
サイト管理者向けのポータルサイト構築型研修では、これにトップページの設計、ナビゲーション、権限管理が加わります。
共有フォルダとSharePointはどう使い分ければよいですか?
A. 組織で継続的に蓄積し、後から探すファイルはSharePointのライブラリへ置きます。
一方で、保存が目的で後から探す前提のない文書は、階層フォルダのままでも実務は回ります。
大切なのは、どちらか一方に統一することではなく、社内で線引きを明文化することです。保存先が複数あるのに基準がない状態が、現場の混乱を招きます。
Teamsのチャネルに置いたファイルとドキュメントライブラリは何が違うのですか?
A. Teamsのチャネルの「ファイル」タブが表示しているのは、SharePointサイト内の「ドキュメント」ライブラリの一部だけです。
具体的には、チャネル名と同じ名前のフォルダに限られます。
別に作成したライブラリは、そのままではTeams上に表示されません。
表示させたい場合は、チャネルの「+」からドキュメントライブラリをタブとして追加します。
なお、チャットに添付したファイルは送信者のOneDriveに保存されるため、組織の資産としては残りません。
Copilotがあればメタデータは不要ではないですか?
A. 付与する項目が少なければ、Copilotの検索だけでも十分に対応できる場合があります。
ただし、メタデータが効いてくる場面が3つあります。
検索範囲を絞りたいとき
人が目で探すとき
- 状態を扱うとき
「承認済みか」「担当者は誰か」という状態は、ファイルを開いても書かれていないことがあります。
検索で必要な情報が見つかり業務が回っているなら、無理に付与する必要はありません。意図したキーワードで出てこないと感じる場合に、メタデータでの管理を検討してください。
過去のファイルもすべてメタデータ化する必要がありますか?
A. 必要ありません。対象を「ファイル」と「期間」の2軸で絞り込むことをおすすめします。
まず、後から遡って検索したいドキュメント種別だけに限定します。次に「直近1年分」など期間を決め、それ以前は別フォルダにアーカイブします。古いファイルは参照頻度が下がるため、フォルダ階層のままでも実務は回ります。
SharePoint研修の費用相場はどれくらいですか?
A. 内容・形式・人数で幅があります。
大きく分けると、eラーニングは1人あたり月額数百円から、講師による集合研修は1回あたり数十万円規模が目安です。公開講座であれば、1名単位で受講できる会社もあります。
なお、ユースフルの集合研修は30万円/1時間から、eラーニングは月額350円/IDから提供しています。
まとめ
研修を選ぶ際のポイントは、以下の5つでした。
- 操作説明で終わらず、運用設計まで教えてくれるか
- ライブラリとリストの使い分けを判断基準として渡してくれるか
- TeamsとSharePoint・OneDriveの関係を整理してくれるか
- サンプル環境で演習できるハンズオン型の研修か
- 研修後のサポート体制が充実しているか
おすすめの研修会社5社は以下の通りです。
- ユースフル|運用設計から教える実務直結のDX研修を抜群のコスパで
- イルミネート・ジャパン|SharePoint専門コースを基礎から応用まで
- オフィスアイ|書籍執筆者が教える管理者向けの深掘り
- インソース|公開講座と講師派遣を選べる大手の実践研修
- 大塚商会|一般利用者と管理者を分けた企業単位の研修
SharePointを活用する上で決めなければならないのは、自社の置き場のルールです。
そのルールを決めるための判断材料と、現場が納得して動ける共通言語を組織に浸透させるために研修を行いましょう。
本記事が、SharePoint研修を探している方の一助になれば幸いです。





