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【導入事例紹介】墨田区様|ユースフル ビジネス

官公庁や自治体の現場では、日々さまざまなデータが扱われています。一方で、その収集や集計のプロセスは、いまだ紙や、結合セルが多用されたExcelファイルに依存しているケースも少なくありません。

今回は、庁内の業務改善とデータ活用力の底上げを目的として、ユースフルの「公務Excelデータ活用研修」を導入された墨田区のご担当者様に、お話を伺いました。研修を企画した背景、ユースフルを選んだ理由、当日の反響、そして今後の展望まで、詳しくご紹介します。


YouTubeメディア「ユースフル/実務変革のプロ」を運営するユースフル株式会社では、組織やチームのITリテラシーを底上げする学習動画コンテンツの提供や個社研修を承っています。また、企業の経営改善やDX推進に直結するBPOコンサルティングサービスについても、現在非常に多くの法人クライアント様からお引き合いをいただいております。

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目次[非表示]

  1. 1.ご出演いただいた皆さまについて
    1. 1.1.Q.ご担当者様の業務内容を教えてください。
    2. 1.2.Q.今回、データ活用研修を企画された背景を教えてください。
  2. 2.「ユースフルビジネス」について
    1. 2.1.Q.ユースフル ビジネス導入の決め手は何でしたか?
    2. 2.2.Q.実際に研修を実施された感想を教えてください。
  3. 3.今後のお取り組みについて
    1. 3.1.Q.今後の教育施策について教えてください。
    2. 3.2.Q.その中で、ユースフルに期待することはありますか?
  4. 4.編集後記(筆者コメント)

ご出演いただいた皆さまについて

※プライバシー保護の観点から、取材風景をイラストに変換しています。

Q.ご担当者様の業務内容を教えてください。

墨田区は、東京都の東部に位置し、約28万人の区民が暮らす特別区です。様々な活動を通し、地域を元気にする「すみだの夢」の実現に向けたまちづくりを推進する中で、行政サービスの質と効率を高めるべく、職員のデジタルスキル向上にも積極的に取り組んでいます。

私たちは職員課に所属しており、墨田区役所で働く職員の人事・労務・総務・研修・採用など、民間企業でいえば管理部門の機能を幅広く担っています。職員一人ひとりが住民サービスの最前線で力を発揮できるよう、採用から育成、職場環境の整備まで、組織運営を支える業務を総合的にマネジメントしています。

研修についても職員課が窓口となっており、年間を通じてさまざまな階層別研修や実務研修の企画・運営に携わっています。非効率な業務プロセスに定期的にメスを入れ、職員のスキルアップを通じて行政サービスの質を高めていくことが、私たちの重要なミッションです。

Q.今回、データ活用研修を企画された背景を教えてください。

自治体の業務では、データのやり取りや庁内外からの情報の収集・集計が日常的に発生します。しかし、その多くが紙ベースであったり、データの集計や分析がしにくいExcelファイルで行われていたりと、データを活用する以前の段階で非効率が生じているのが実情でした。

こうした状況を改善するために、まず職員が日常的に使うツールであるExcelのスキルを底上げしないと、これからの時代に求められるデジタル人材の育成やDXは実現できない、と考えたのがきっかけです。日々向き合うExcelを最初のステップとして、庁内全体のリテラシー向上を目指して研修を企画しました。

また、政府が推進するEBPM(証拠や客観的データに基づく政策立案)の流れもあり、今後ますますデータを扱う場面が増えていくことは確実です。その土台をしっかり整えておくことが急務だと感じていました。

インタビュー風景イメージ

皆様が楽しくお話をお聞かせくださり、終始アットホームな取材現場となりました!

「ユースフルビジネス」について

Q.ユースフル ビジネス導入の決め手は何でしたか?

データ活用研修を実施するうえでポイントとしていたことが大きく2つありました。

1つ目は、機能説明だけに終わらずに、実務に直結する講義であること。2つ目は研修講師と柔軟な研修カリキュラムの調整が出来ることです。複数社に研修提案を依頼したところ、ユースフルの提案が最も条件に合致したため、本研修を委託することとなりました。

初回の面談から何回か打合せを重ね、私たちの業務環境や課題を丁寧にヒアリングしてくださり、公務員の実務にマッチしたカリキュラムを具体的に提案いただけました。メディアで配信されているコンテンツですでに高い期待値がありましたが、カスタマーサクセス担当の市川さんのご対応も、その期待を裏切らないものでした

また、限られた予算の中で非常にありがたかったのが、無償オプションの充実度です。たとえば、研修実施前に「Excelスキルチェックサーベイ」を実施いただけたことで、職員のレベル感を事前に把握でき、研修プログラムのチューニングにも大いに役立ちました。

さらに、復習用の動画コンテンツ(再生リスト)も無償で提供いただけたため、研修をやって終わりにしない定着学習の環境が整いました。それらの推奨動画リストのアナウンスとともに、開催案内時にキャッチーなバナーを展開したことで、研修当日は最終的に、100名以上の職員が一堂に会しました。

研修風景

当日は庁内の大会議室にて、皆さまが終始真剣な表情で演習に取り組まれていました!

予算内で成果を出した、5つの無償オプション。

  1. 職員の現在地を見える化する「スキルチェックサーベイ」

    初心者から中上級者まで、スキルレベルが異なる100名以上が参加する研修で課題になるのが、どのレベルにあわせてカリキュラムを設計するのか、という点です。開催前に全員のスキルチェックを行い、研修の場で取り上げるワークや時間配分を最適化できました

  2. 安心して本番に臨める講師同席の密なコミュニケーション

    数ある研修の中には、研修当日まで講師がどのように研修を進めていくかイメージが湧きにくい、といった研修もあり得ます。カリキュラムや演習内容の細かい調整を、研修を担当する講師本人と行うことができ、講師の顔が見えないことで発生する不安や認識の齟齬をゼロにできました

  3. 集客効果を最大化する広報支援

    日々多くのメールや通知文書が庁内で飛び交っているため、せっかく企画した研修の存在が本来参加してほしい職員の方の目にとまらない可能性があります。開催案内時に、一目見て「参加してメリットがある」と思わせることで、積極的なエントリーやスキルチェックサーベイの受講促進につながりました



  4. つまづきを放置しない受講サポート体制

    研修当日は、Excelの初心者やPC操作がおぼつかない職員も参加しており、講義や演習についていけないと参加意欲を失ってしまう恐れがあります。当日同行されていたサポートスタッフの方が、受講者ひとりひとりの操作状況を見ながら声をかけていただき、誰ひとりとして置いていかない研修環境を実現できました

  5. 研修を「やって終わり」にしない学習定着支援教材

    こうしたITスキル研修は、講義スライドや復習教材が有料オプションになるケースがあります。講義スライドや演習ファイルだけでなく、復習用の動画教材も展開することで、もっと理解を深めたいテーマをデスクに戻ってからも自由に見返せる環境を整えられました

Q.実際に研修を実施された感想を教えてください。

結論から申し上げて、大満足の内容でした。理由としては次の点が挙げられます。

  • 受講者評価に現れた高い研修効果

    まず、理解度や講師説明などの定量評価が圧倒的でした。これまで実施してきた研修で、すべての項目の平均評点が5段階中「4」を超えることはあまりなかったのですが、今回はそれを大きく上回る結果となりました

    受講者アンケートにもポジティブなコメントがあふれており、研修を企画した担当としてこれほど嬉しいことはありません。(下図は受講後の職員アンケート結果より抜粋)



    ▼職員から寄せられた声▼

    • 実践しながらの研修で、周りに教えてくださる方もいたので、身につきやすかった。
    • 動画も用いながら、一緒のペースで演習を進めていただいたので、とても分かりやすかったです。
    • 重要な部分は何回も繰り返し、お話しくださったので、非常にわかりやすかった。
    • すごくわかりやすかったです。実際にエクセルを動かすので、今まで理解できていなかったVLOOKUP関数が初めてわかりました。
    • 大変ためになった。職員全員に本講座を受講させて方が良いと思います。

  • 長時間の受講も苦にならない研修環境

    今回は合計4時間のカリキュラムを、午前と午後に分けて実施いただきました。昼休みと小休憩を適切に差し込み、職員が疲弊しない時間割りを徹底するためです。

    ITスキル系のトレーニングは、学ぶ「量」だけを意識して、間髪入れない詰め込み型のプログラムを提供しがちです。しかしそれでは、受講者が途中で消耗してしまい、脱落することにより効果は半減してしまいます。その点で今回の研修は、必要なものを必要なぶんだけに厳選したカリキュラムで、長時間の受講も苦にならなかったように思います

    そして、講師の方の説明はとてもわかりやすく、操作の意味や活用シーンまですべてにおいて腹落ちする形で伝えてくださったため、受講者の納得感も高かったように感じます。重要な点や詳細な操作ステップは、繰り返し繰り返しゆっくり解説することで、初学者の職員にもやさしい研修でした。

    会場内では、3名のサポートスタッフの皆さんが職員を個別にフォローしてくださり、より安心して受講できる体制が整っていました。

  • 「感動」ともいえるワーク設計と学習体験

    個人的に最も感動したのは、「結合セルが散在するデータを一瞬にしてリスト形式に変換する操作(下図)」です。私は日々Excelを利用しておりますが、あのテクニックは初めて知りました。

    最後の操作を実行する瞬間に会場のあちらこちらで感嘆の声が上がっていたように、日頃から結合セルだらけのExcelファイルに悩まされている職員たちにとっても、目から鱗の体験だったと思います。



    自治体職員が日常的に抱えるデータ整形の悩みを、ピンポイントで解消してくれる内容であり、カリキュラムの節々にあのような体験か散りばめられていたため、受講者の集中力も最後まで途絶えませんでした

今後のお取り組みについて

Q.今後の教育施策について教えてください。

展望としては、自治体専用のフォームツールや生成AIプラットフォームの活用を前提としたトレーニングを模索していきたいと考えています。行政手続のデジタル化が進む中で、フォームで集計したデータの分析や、生成AIフレンドリーなデータセットの整備など、新たなスキルが求められる場面は確実に増えていきます。

それぞれの部門や職員の業務にマッチする学習機会を、継続的に提供していくこと。それが、住民サービスの質を高め、データに基づく政策立案を推進していくための第一歩だと考えています。

Q.その中で、ユースフルに期待することはありますか?

実務に即した研修が重要であると捉えています。Excel研修で言えば、ピボットテーブルで決算額を正確かつ素早く確認したり、XLOOKUP関数で管理番号などの検索条件で必要な情報を抽出したり、全庁調査の集計をPower Queryを用いて効率化したりするなど、職員に浸透させたい応用的なエッセンスは多岐に渡ります。

基礎で全体の底上げを図りつつ、応用ではより実務に踏み込んだ分析や整形、可視化まで扱えると、庁内での活用レベルはさらに上がるのではないかと考えています。研修業者様には、こうした研修を提案・実施いただけることを期待しています

編集後記(筆者コメント)

業務改善やDXが、単なる効率化のためのトレンドではなく、大切な家族や友人と過ごす時間を創出するために不可欠な要素です。だからこそ、日々の業務の中にある非効率を見過ごさず、少しでも改善し、限られた時間をより価値あるものへ変えていきたい――その思いが、今回の研修企画の背景にも確かに流れているように感じました。

働き方を見直し、生産性を高めることは、自分自身や大切な人との時間を守ることにつながる。自治体の現場におけるExcel活用やデータ整備の重要性はもちろんのこと、その先にある一人ひとりの暮らしまで見据えた視点が垣間見えた瞬間こそ、今回の取材で最も印象的だったシーンかもしれません。

本日は、貴重なお話をいただきありがとうございました!

※掲載内容は取材当時(2026年2月)のものです。


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インタビュアー|片岡 駿人
インタビュアー|片岡 駿人
ユースフル㈱取締役副社長。慶應義塾大学文学部卒。前職は製造業界にて事業企画・マーケティング職に従事。ユースフルでは、法人向けIT実務研修・経営支援事業の立ち上げとグロースを担当。本職の傍ら、20万人以上登録のITスキルメディアを個人運営。企業研修への登壇実績、ならびに関連著書多数。

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