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【初心者向け】ChatGPTを意のままに操る使い方|プロンプト技6選

ChatGPTやCopilotなどの生成AIツールを使ったことがある方なら、

  • 求めていた答えが返ってこない
  • 的外れなアイデアばかりが提案される
  • 使えない!

といった経験をされたことが一度はあるのではないでしょうか。

もちろんAIは万能ではないので、意図しないアウトプットが提示されることもあります。
一方、適切な指示を投げかけることで、ChatGPTに代表される生成AIツールの回答精度を上げることができます。

このAIに与える指示や質問のことを「プロンプト」といいます。
ユーザーが意図するアウトプットを促すには、AIに何をして欲しいのか、どのように答えて欲しいのかを正しく伝えることが重要です。

そこで本記事では、AIの実務活用に不可欠なプロンプトの知識とテクニックについてご紹介します。初めて生成AIを使われる初心者の方にとってもわかりやすく解説していきますので、ぜひご一読ください。 

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目次[非表示]

  1. 1.プロンプト技①|指示を明確かつ具体的にする
  2. 2.プロンプト技②|AIに役割を与える
  3. 3.プロンプト技③|アウトプットの数を指定する
  4. 4.プロンプト技④|AIに質問しながら対話する
  5. 5.プロンプト技⑤|わかりやすさを具体的に定義する
  6. 6.プロンプト技⑥|「Zero-shot」と「Few-shot」
  7. 7.まとめ 

プロンプト技①|指示を明確かつ具体的にする

生成AIから正しい答えを導き出すには、指示や質問を明確に、かつ具体的に入力することがなにより重要です。

  • この質問に「回答」してください。
  • この文章を「要約」してください。
  • この文章を「翻訳」してください。

などのように、何をして欲しいのかをしっかりと説明します。

たとえば、社内でExcelの勉強会を開催することになり、案内を受け取った相手が参加したいと想えるようなタイトルを考案したいとなったとします。勉強会では主にピボットテーブルを取り上げる予定なので、以下のように指示を出してみます。

Excelの社内勉強会で使うキャッチコピーを考えてください。

テーマはピボットテーブルを使った売り上げデータの分析です。

結果、ピボットテーブルを用いたデータ分析に特化していることが伝わるコピー案が返ってきます。

AIのアウトプット精度を高めるために、まずは明確かつ具体的に指示するクセをつけましょう。

プロンプト技②|AIに役割を与える

指示や質問を入力するときに、AIに役割を与えることも、期待するアウトプットを得る確率を高める重要なアプローチ手法です。

  • あなたは私のコーチです。
  • あなたはプロのマーケターです。
  • あなたはプロのライターです。

といったイメージです。

なお、具体的な指示を入力した上で事前に役割まで与えるとなると、ユーザーが送るメッセージの文量が必然的に増えていきます。
人間同士の会話やメールのコミュニケーションにおいても同じことが言えますが、それぞれのテキストが何を表しているのか、「見出し」をつけることでよりこちらの意図が伝わりやすくなります。

具体的な入力内容は、次のテクニックと一緒にみていきましょう。


プロンプト技③|アウトプットの数を指定する

キャッチコピーや戦略案のように、複数のアイデアや選択肢が提示される可能性のある指示をした場合、ChatGPTはいくつかの提案をしてくれます。
ただしこの提案の数は、3個で終わることもあれば10個出してくれることもあり、結果はそのときどきでまちまちです。

このアウトプットの数量を指定することで、アイデアを厳選したり多くの選択肢から意思決定を促すことができます。
前述の"役割を与える"テクニックとあわせて、指示内容を以下のようにしてみます。

#前提情報

あなたはプロのコピーライターです。

#指示

Excelの社内勉強会で使うキャッチコピーを考えてください。
テーマはピボットテーブルを使った売り上げデータの分析です。

#制約条件
キャッチコピーは3つ考えてください。

これにより、先ほどとは切り口が異なるコピー案を提示してくれました。
アウトプットの数もぴったり指示通りになっています。


プロンプト技④|AIに質問しながら対話する

AIとの対話を繰り返しながらアイデアをブラッシュアップしていくことも、生成AIを活用するにあたって大事なテクニックの1つです。

たとえばここまでの流れで、提示された3つの社内勉強会コピー案のうち、最も推奨されるアイデアに絞りたいとなったとします。選んだ理由の確認も含めて、以下のように指示します。

(どれも素晴らしいアイデアです!)

その中で特におすすめなものを1つ教えてください。
理由も併せて教えてもらえると嬉しいです。

すると、ChatGPTがピカイチだと思うアイデアをピックアップしてくれました。
今回の主旨にあわせて、受け手により直感的に伝えるための言葉選びのポイントまで答えてくれています。

ChatGPTのアウトプットを踏まえて、さらに「ビジネス課題についてより具体的に説明することで、ビジネスパーソンの悩みを言語化してください」などといったパスを渡すと、よくある課題やその解決策としての勉強会のメリットを返してくれます。

今回のサンプルでいえば、キャッチコピー案を案内メールの表題にして、追加の対話で言語化された課題や解決策などをメールの本文に記述するのもいいかもしれません。

対話を繰り返す過程で、ユーザーもAIもお互いに考えを深めていけるのです。


プロンプト技⑤|わかりやすさを具体的に定義する

専門的なテーマや難解な文章を取り扱うときは、わかりやすく説明するようにAIへお願いすることができます。また、単に「わかりやすく説明してください」ではなく、

  • 初心者でもわかるように説明してください。
  • 中学生でもわかるように説明してください。

といったように、わかりやすさの程度を指示してあげると、それに応じたアウトプットを返してくれます。

ここまでChatGPTとのやり取りの中で、ピボットテーブルの機能を説明した箇所がありました。この部分をかみ砕いて解説してもらうために、以下のように指示してみます。

#本文
●●~

#指示
上の文章を中学生でもわかるように、丁寧に解説してください。

これにより、Excelに触ったことのない方でも理解できるように改めて説明し直してくれます。

Before

ピボットテーブルは、Excelの機能の一つで、膨大なデータを整理して分析することができます。データの抽出や集計を自動化することができ、分析にかかる時間や手間を大幅に削減できます。そのため、ビジネスパーソンが売り上げデータの分析に専念することができ、より正確かつ迅速にビジネス上の問題を解決することができるようになるのです。

↓↓↓

After

ピボットテーブルは、Excelというプログラムの中の機能の一つです。Excelは表計算ソフトで、数字や文字を入力して、自動で計算したり、グラフを作ったりできます。

ピボットテーブルは、Excelの中で、大量のデータを整理して分析するのに役立ちます。たくさんの数字や文字があると、何が何だか分からなくなってしまうことがありますが、ピボットテーブルを使えば、データを整理して見やすく表示することができます。


具体的には、ピボットテーブルを使うと、数字をまとあたり、合計や平均を出したり、グラフを作ったりすることができます。これらの処理は、自動で行われるため、手作業でやるよりも早く、正確にデータを分析することができます。


ビジネスパーソンは、売り上げデータを分析する際に、ピボットテーブルを使うことで、正確かつ迅速に分析することができます。つまり、ビジネス上の問題を解決するのに役立つのです。

修正前と修正後の文章を比べてみると、「膨大なデータ」を「たくさんの数字や文字」と言い換えたり、「何が何だか分からなく」といったカジュアルな表現も付け加えられたりしていることがわかります。


プロンプト技⑥|「Zero-shot」と「Few-shot」

ここまでの様々なテクニック事例において、ChatGPTに細かい指示は与えてきましたが、それを踏まえての回答内容はAIにおまかせする「ぶっつけ本番」のやり取りに終始していました。
このぶっつけ本番型のアプローチ手法を、「Zero-shot」プロンプトといいます。

もちろんこれでもアイデアの提案や文章の要約、メール文面の添削などを高い精度で行えるので、初めて経験する業務であっても手軽に作業を代行してくれるのはありがたいことです。

対して、アウトプットの具体例やイメージを与えることで、ユーザーの事情や前例にあわせた回答を引き出すこともできます。これを「Few-shot」プロンプトといいます。

たとえばセミナー参加者への御礼メールを作成するとき、以前送ったことのあるメールの文面をフォーマットとして活用する場合は次のように指示します。

#指示
セミナーに参加してくれた方へのお礼と個別打ち合わせの提案について記載したメールを作成してください。
以下のメールの例を参考に書いてください。

#メールの例
●●~

Zero-shotとFew-shotの違いは、美容室で髪を切るシーンに例えるとイメージが湧きやすいかと思います。

  • Zero-Shot:美容師さんのおまかせでお願いします。
  • Few-shot:(写真や雑誌を見せて)この髪型にしてください。

人間同士のコミュニケーションでも、相手に丸投げするより、ある程度の型を見せてあげた方がこちらが求める答えが返ってくるのと同じですね。

もちろん、ChatGPTのアウトプットは毎回異なるため、こちらがサンプルを示してもその型通りに応えてくれないケースもあります。そんなときは前述で触れた通り、AIとの「対話」を繰り返しながらブラッシュアップすることを意識していきましょう。


まとめ 

いかがでしたか?
AIは決して全知全能ではありませんが、ユーザー側の適格な指示と対話を通じて生成AIの回答品質を高められることがおわかりいただけたかと思います。

AI技術が発展していく中で、業務におけるChatGPTの適用範囲はますます拡充されることが予想されます。AIの成長はもとより、私たちユーザーも継続的なスキルアップを通じて時代に適応していくことが、生成AIツールの効力を最大限発揮させる鍵となるのです。

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片岡 駿人|Kataoka Hayato
片岡 駿人|Kataoka Hayato
Youseful㈱法人事業統括責任者。慶應義塾大学文学部卒。前職は大手メーカーにて事業企画・マーケティング職に従事。Excelスキル配信メディア「Office HARU」プロデューサー。企業研修への登壇経験多数。著書に『カリスマYouTuberが教える Excel超時短メソッド』『同 Excel関数最速メソッド』。

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