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リスキリングにおすすめのITスキル10選(2024年最新版)

デジタル化が加速する現代社会において、ITスキルの重要性はますます高まっています。特に、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進において、従業員のITスキル向上は不可欠です。

本記事では、2024年現在、企業のリスキリングにおいて特に注目すべきITスキル10選をご紹介します。人事研修担当者やDX推進者の方々にとって、従業員教育の指針となれば幸いです。


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目次[非表示]

  1. 1.リスキリングとは?
    1. 1.1.リスキリングの方法
    2. 1.2.企業において重視されるスキル
  2. 2.リスキリングにおすすめのITスキル10選
    1. 2.1.①Microsoft 365スキル
    2. 2.2.②生成AI活用スキル
    3. 2.3.③データ分析スキル
    4. 2.4.④プログラミング基礎スキル
    5. 2.5.⑤クラウドコンピューティングスキル
    6. 2.6.⑥サイバーセキュリティ基礎知識
    7. 2.7.⑦プロジェクトマネジメントスキル
    8. 2.8.⑧デジタルマーケティングスキル
    9. 2.9.⑨UX/UIデザイン基礎知識
    10. 2.10.⑩ブロックチェーン技術の基礎理解
  3. 3.リスキリング推進のポイント
  4. 4.まとめ

リスキリングとは?

リスキリングとは、新しいスキルを学び、変化する仕事の需要に対応したり、異なる仕事に就くための準備をすることです。AIや自動化の進展により、多くの仕事が変化したり、なくなったりする可能性があります。リスキリングは、これらの変化に適応し、将来も活躍し続けるために不可欠なのです。

また、グローバル化や少子高齢化により、労働市場の需要と供給のバランスが変化しています。リスキリングは、変化する市場において、自身の価値を高め、雇用機会を確保するために役立ちます。

リスキリングの方法

リスキリングは、以下のような様々な形で行われます。

  1. 社内研修やOJT
    企業が従業員に対して、新しい技術や知識を習得するための研修を提供します。

  2. オンライン学習
    インターネットを通じて、自分のペースでスキルを習得できます。

  3. 大学や専門学校
    より専門的な知識やスキルを習得するために、大学や専門学校に入学することも選択肢の一つです。

  4. 資格取得
    特定のスキルを証明するために、資格を取得することも有効です。

リスキリングは、個人と企業の双方にとってメリットがあります。個人にとっては、将来のキャリアを確保し、より豊かな人生を送るための手段となります。企業にとっては、従業員の能力を高め、競争力を維持するために不可欠です。変化の激しい現代社会において、リスキリングはもはや選択肢ではなく、必要不可欠な取り組みと言えるでしょう。

企業において重視されるスキル

パーソルイノベーション株式会社の調査レポート(2023年11月|n=660社)によると、国内企業のリスキリング実施率は40.9%となっています。リスキリングの取り組みは、トップダウン(経営主導)が77.9%、ボトムアップ(個人主導)が19.8%で、トップダウン(経営主導)が強い傾向にあります。

また、リスキリングに取り組む企業が重視するスキルは、データ活用・リーダーシップ・AI活用・ITプロジェクト マネジメント・セキュリティなどが上位群となっています。


リスキリングレポート ~リスキリングの成果実感と2024年の見通し~ |パーソルイノベーション株式会社」より抜粋


リスキリングにおすすめのITスキル10選

①Microsoft 365スキル

ビジネスにおいて欠かせないMicrosoft 365。Word、Excel、PowerPointなどの基本的なアプリケーションはもちろん、Teams、SharePoint、OneDriveなどのコラボレーションツールの活用能力も重要です。特に、リモートワークが一般化した今、これらのツールを使いこなすスキルは必須といえるでしょう。

②生成AI活用スキル

ChatGPTやMicrosoft Copilot、Google Bardなどの生成AIツールが急速に普及しています。これらを効果的に活用し、業務効率を大幅に向上させるスキルは、今後のビジネスシーンで大きな差別化要因となるでしょう。適切なプロンプト(指示)を与え、AIの出力を適切に評価・編集し、理想のアウトプットを引き出す能力が求められます。

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③データ分析スキル

ビッグデータ時代において、データを正しく解釈し、意思決定に活かす能力は非常に重要です。基本的な統計知識やExcelの高度な機能、さらにはTableau、Power BIなどのBIツールの活用スキルが求められます。

④プログラミング基礎スキル

プログラミングの基礎を理解することで、ITシステムの仕組みや可能性をより深く理解できます。Python、JavaScript、HTMLなどの基本的な言語の理解は、IT部門とのコミュニケーションを円滑にし、業務効率化のアイデアを生み出す土台となります。

⑤クラウドコンピューティングスキル

Amazon Web Services (AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platformなどのクラウドサービスの基本的な理解と活用スキルは、現代のビジネスインフラストラクチャーを支える重要な要素です。

⑥サイバーセキュリティ基礎知識

デジタル化が進むほど、サイバーセキュリティの重要性も増しています。基本的な脅威の理解、セキュリティポリシーの遵守、多要素認証の活用など、従業員全員がセキュリティ意識を持つことが重要です。


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⑦プロジェクトマネジメントスキル

ITプロジェクトを成功に導くためのプロジェクトマネジメントスキルは、DX推進において欠かせません。スクラムやアジャイル開発の基本的な理解、およびJira、Trelloなどのプロジェクト管理ツールの活用スキルが求められます。

⑧デジタルマーケティングスキル

顧客とのデジタルタッチポイントが増える中、デジタルマーケティングの基礎知識は多くの部門で必要とされています。SEO、SNSマーケティング、コンテンツマーケティングなどの基本的な理解が重要です。

⑨UX/UIデザイン基礎知識

デジタルプロダクトやサービスの成功には、優れたユーザーエクスペリエンス(UX)とユーザーインターフェース(UI)が不可欠です。基本的なデザイン原則やユーザビリティテストの重要性を理解することで、より顧客中心のサービス開発が可能になります。

⑩ブロックチェーン技術の基礎理解

金融分野だけでなく、サプライチェーン管理や契約管理などにも応用が広がるブロックチェーン技術。その基本的な仕組みと可能性を理解することで、新たなビジネスモデルの創出につながる可能性があります。

リスキリング推進のポイント

組織のリスキリングを推進していくためには、以下のポイントに沿って進めていくことが重要です。

  1. 段階的なアプローチ
    全てのスキルを一度に習得しようとするのではなく、優先順位をつけて段階的に学習を進めることが重要です。

  2. 実践的な学習
    座学だけでなく、実際の業務に即した形での学習が効果的です。eラーニングと実践的なワークショップを組み合わせるなど、多角的なアプローチが求められます。

  3. 継続的な学習文化の醸成
    技術の進化は速いため、一度きりの研修ではなく、継続的に学習できる環境と文化を整えることが重要です。

  4. 横断的なスキル活用
    特定の部門だけでなく、全社的にITスキルを向上させることで、部門間のコミュニケーションが活性化し、イノベーションが生まれやすくなります。

  5. 経営層のコミットメント
    リスキリングの重要性を経営層が理解し、積極的に推進することが成功の鍵となります。


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【導入事例紹介】株式会社JERA様|ユースフル ビジネス  
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まとめ

2024年において、これらのITスキルを従業員が習得することは、企業の競争力強化に直結します。特に、Microsoft 365スキルや生成AI活用スキルは、日々の業務効率を大きく向上させる可能性を秘めています。

リスキリングは一朝一夕には実現できません。しかし、計画的かつ継続的に取り組むことで、従業員一人ひとりの能力を最大限に引き出し、企業全体のデジタル競争力を高めることができるでしょう。

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片岡 駿人|Kataoka Hayato
片岡 駿人|Kataoka Hayato
ユースフル㈱執行役員COO 兼 法人事業統括。慶應義塾大学文学部卒。前職は製造業界にて事業企画・マーケティング職に従事。ユースフルでは、法人向けIT実務研修・経営支援事業の立ち上げとグロースを担当。本職の傍ら、20万人以上登録のITスキルメディアを個人運営。企業研修への登壇実績、ならびに関連著書多数。

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