
【2025年最新】Power BI研修 おすすめ5選|選び方と成功事例を解説
「Power BIを導入したものの、社員が使いこなせていない…」そんな課題を感じていませんか?
じつは、多くの企業がPower BIの導入後に「使い方がわからない」「活用の幅を広げられない」といった悩みを抱えています。
Power BIは業務効率化を大幅に向上させる強力なツールですが、適切な研修を受けなければ、導入効果を最大限に発揮するのは難しいでしょう。
そこで本記事では、以下の内容を重点的に解説します。
- Power BI研修を選ぶ際の重要なポイント
- 法人向けおすすめの研修会社5選
- Power BI研修がなぜ組織のDX推進に必要なのか
- ユースフルの研修を導入した企業の成功事例
この記事を読み終えれば、自社に最適なPower BI研修を見つけ、スムーズに導入するための判断基準が明確になります。
目次[非表示]
- 1.Power BI研修を選ぶ際のポイント
- 1.1.従業員のスキルに合った講座が選べるか
- 1.2.目的に合ったカスタマイズプランを提案してもらえるか
- 1.3.料金体系が明確で費用対効果が高いか
- 1.4.研修後のフォローアップ体制が充実しているか
- 1.5.同業種や企業規模に応じた実績があるか
- 2.Power BI研修 おすすめの会社5選
- 2.1.ユースフル|実務直結の研修を抜群のコスパで
- 2.2.NECビジネスインテリジェンス|DX人材育成の実績と信頼
- 2.3.インソース|圧倒的な研修実績
- 2.4.トレノケート|IT技術者教育のプロ
- 2.5.インターネット・アカデミー|カスタマイズが自由自在
- 3.組織のDX推進にはPower BI研修が不可欠
- 4.Power BI研修の成功事例
- 5.まとめ
Power BI研修を選ぶ際のポイント
Power BI利活用の文化を社内に定着させるには、適切な基準で研修プログラムを選ぶことが重要です。
研修を選定する際に確認すべきポイントは以下の通りです。
1. 従業員のスキルに合った講座が選べるか
2. 目的に合ったカスタマイズプランを提案してもらえるか
3. 料金体系が明確で費用対効果が高いか
4. 研修後のフォローアップ体制が充実しているか
5. 同業種や企業規模に応じた実績があるか
それでは、順番に解説していきます。
従業員のスキルに合った講座が選べるか
研修を選ぶ際は、受講者のスキルレベルに適したカリキュラムがあるかを確認しましょう。
Power BIの研修は、初心者向けから上級者向けまで幅広く提供されています。適切なレベルの研修を受けなければ、学習効果の最大化に繋がりません。
また、受講前にスキル診断テストを実施できる研修であれば、適切なレベルの講座を選びやすくなりますので、あわせてチェックしておきましょう。
目的に合ったカスタマイズプランを提案してもらえるか
自社の目的に合ったプランを提案してもらえるかを確認することも重要です。
画一的で選択肢の少ない研修では、業務との関連性が薄く、実務での活用が難しくなるため、十分な成果を得られないケースが多いからです。
Power BI研修では、自社の帳票を活用し、データモデリングやダッシュボードの作成を行うと、より実践的なスキルが身につきます。
自社の業務に沿った内容で学べるかどうかが、研修の効果を大きく左右するため、事前に確認しておきましょう。
料金体系が明確で費用対効果が高いか
料金体系が明確であり、費用対効果が高いかも重要な判断基準です。
研修の料金体系が不明瞭だと、以下のような問題が発生します。
- 想定外の追加費用(カリキュラム追加やフォローアップ費用など)が発生する
- 相見積もりができず、適正価格かどうか分からないため導入の判断が難しくなる
そのため、事前に料金プランを詳細に確認し、どこまでのサービスが含まれているかを明確にすることが重要です。
研修のコストパフォーマンスを高めるポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
研修後のフォローアップ体制が充実しているか
研修後に継続的なフォローアップがあるかは、研修の成果を左右します。研修を受講しただけでは十分な効果を得られません。
理由は、新しいツールやスキルを業務に定着させるには、学習の継続と実践的なサポートが必要だからです。
研修直後は学んだことを理解できても、実務活用の段階で以下のような問題が発生しがちです。
- 実務でPower BIを使おうとしたが、具体的な活用方法が分からない
- 新しい機能が追加されたが、その活用方法を学ぶ機会がない
「実践的なワークショップや追加講座の提供」や「質疑応答や相談ができるサポート体制」など、研修後のフォローアップ体制が整っているかを確認しましょう。
同業種や企業規模に応じた実績があるか
自社と同じ業種や企業規模の導入実績や事例があるかを確認することが重要です。
理由は、業務フローや企業の規模によって、Power BIの最適な活用方法が異なるためです。「他社ではどう活用されているか?」という事例が分かることで、研修の内容や効果を具体的にイメージしやすくなります。
研修会社が多くの企業に研修を提供していても、自社の業種や規模に適したノウハウがあるとは限りません。業界特有の業務や企業規模ごとの課題を理解していない研修では、実践的な内容にならず、業務に活かしにくい可能性があります。
「自社と同じ業種・業界での導入実績があるか?」「成功事例や受講者の声を公開しているか?」を事前にチェックしましょう。
Power BI研修 おすすめの会社5選
前章の「Power BI研修を選ぶ際のポイント」を基準として、特におすすめの研修会社をまとめました。自社のニーズに合った研修を選ぶ参考にしてください。
対象の5社は以下の通りです。
1. ユースフル|実務直結の研修を抜群のコスパで
2. NECビジネスインテリジェンス|DX人材育成の実績と信頼
3. インソース|圧倒的な研修実績
4. トレノケート|IT技術者教育のプロ
5. インターネットアカデミー|カスタマイズが自由自在
ユースフル|実務直結の研修を抜群のコスパで
画像:ユースフル|専任講師 鳥羽 眞嘉(Toba Masahiro)
ユースフルは、Microsoftツール × 生成AI領域に特化した研修プログラムを提供する企業です。
ユースフルの研修は、単なる「ツールの使い方」ではなく、業務フローに沿った実務帳票を用いたフルオーダーメイドの研修に対応可能です。
(※) 2024年実測値
こんな企業におすすめ!
-
リーズナブルな価格でハイクオリティなPower BI研修を探している
-
自社の実務に合わせて研修をカスタマイズしたい
- 研修前後のフォローアップ体制が整ったサービスを選びたい
コスパ良く、実務に即したPower BI活用法を習得したいという企業にとって、ユースフルの研修は最適な選択肢です。
人事研修ご担当者、DX推進者の方は、実施可否が決定していなくても構いませんので、まずはお気軽に無料相談フォームよりお問い合わせください。
NECビジネスインテリジェンス|DX人材育成の実績と信頼
出典:NECビジネスインテリジェンス公式サイト
NECビジネスインテリジェンスは、NECグループ各社が保持するコーポレート業務を集約的にサポートするShared Service Center(シェアードサービスセンター)です。
法人向けの社員研修・教育サービスを提供しています。
こんな企業におすすめ!
DX推進を視野に入れ、幅広いITスキルを強化したい
複数名に対してコスパよくeラーニングを導入したい
NECグループの実績を活かした信頼性の高い研修を導入したい
大手NECグループでの豊富な実績を持つ研修会社を活用したい企業にとって、NECビジネスインテリジェンスの研修は最適な選択肢です。
インソース|圧倒的な研修実績
出典:インソース公式サイト
インソースは、企業向けの研修・教育サービスを提供する総合研修企業です。
特に、ビジネスの現場で即実践できるスキル習得に重点を置いた研修に強みを持ちます。
こんな企業におすすめ!
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研修後のフォローアップ体制が整ったサービスを選びたい
-
人数に応じた割引を利用して、コスパ良くスキルの底上げを図りたい
- 多くの実績をもつ、有名な研修会社を利用したい
信頼と実績のある研修会社を利用したいという企業にとって、インソースの研修は最適な選択肢です。
トレノケート|IT技術者教育のプロ
出典:トレノケート公式サイト
トレノケートは、IT技術教育、ビジネススキル教育を中心とした人材育成専門企業です。
特に「ビジネス × IT × グローバル」に関する研修に強みがあります。
こんな企業におすすめ
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研修後のフォローアップ体制が整ったサービスを選びたい
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多くの受賞歴をもつ、世界に認められた研修会社を利用したい
- DX推進を視野に入れ、幅広いITスキルを強化したい
Power BIの利活用はもちろん、IT技術者教育やDX推進にも関心があるという企業にとって、トレノケートの研修は最適な選択肢です。
インターネット・アカデミー|カスタマイズが自由自在
出典:インターネット・アカデミー公式サイト
インターネット・アカデミーは、Web・IT分野に強みを持つ専門スクールです。
特に、プログラミング・データ分析・Microsoftツール活用など、幅広いITスキルを学べる研修プログラムを提供しています。
こんな企業におすすめ!
自社の実務に合わせて研修をカスタマイズしたい
IT研修の豊富な知見をもつスクールを利用したい
研修の選択肢は「集合研修」があればそれで良い
ITスキル全般を強化したいという企業にとって、インターネット・アカデミーの研修は最適な選択肢です。
組織のDX推進にはPower BI研修が不可欠
Power BIを業務で活かすためには、体系的な研修が不可欠です。
Power BIは、売上や利益といったビジネスにおける関心の高いデータを、わかりやすく可視化し、より良い意思決定を支援するツールだからです。
Power BIを実務で使いこなすには、以下のような複数工程を理解する必要があります。
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データ準備:膨大なデータを正しく整形する
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モデリング:適切なモデルを構築する
- 可視化:わかりやすいビジュアルを作る
Microsoftツールの中でも学習する項目が多く、独学では習得までに時間がかかりすぎてしまうのが現実です。
さらに、「ファクトテーブル」「ディメンション」「スタースキーマ」など、特有の専門用語も多く登場します。
だからこそ、単なる操作指導ではなく、データ分析の思考そのものを学べる研修が必要です。
実務に直結した研修を受けることで、データに基づいた判断が組織全体で行えるようになり、DX推進の加速につながります。
Power BI研修の成功事例
この章では、ユースフルが行ったPower BI研修の成功事例を2つ紹介します。
研修前の課題・研修後の成果・成功のポイントを解説します。
大手自動者業界|Power Platform活用の起点に! 初学者向け研修
研修概要:
業種 : 製造(自動車)
従業員数: 10,000人以上
研修形式: 対面型|3時間
受講人数: 約30名
内容 : 初学者向け ワークショップ型PowerBI研修
課題:
全社的なDX推進を加速するため、経営層は「Power Platformの実践的な利活用」を明確な方針として掲げていました。
その中でも特にPower BIは、業務データを可視化し、現場と経営をつなぐ意思決定基盤として、全社導入の要とされていました。
しかし、現場では以下のような課題が浮き彫りになっていました。
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「BIとは何か」がそもそも理解されていない層が多数
ライセンスは配布されていても、使われないまま放置されている部門が多い
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自己流で利用する部門はあるが、正しい使い方かどうか不安
応用ができず、「使っているけど成果が出ない」という声が多数
こうした状況を踏まえ、まずはPower BIをこれから活用したい初学者層を対象に、現場での実務活用に直結する3時間の集中型ワークショップ研修を企画しました。
社内公募により自発的に参加するメンバーを募り、「基礎理解と実践スキルの両立」を目的にした研修を実施しました。
内容:
「初学者のためのPower BI実践ワークショップ」
Power BIの基礎〜実務活用までを体系的に学べるよう、以下の4つのステップで講義と演習を設計しました。
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ダッシュボード作成の全体像理解(データ準備 → モデリング → 可視化)
まずはBI活用のゴールを描けるようになることを重視。
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可視化|実務データに基づく可視化とビジュアル設計のコツ
KPIの設計・グラフ選定・配置設計など、現場で「伝わる」ダッシュボード作成を実践。
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モデリング|スタースキーマによる集計構造の理解と構築
関連テーブルの構築・連携の仕組みをイメージ図で丁寧に解説。
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データ準備|分析に適したデータ形式の考え方(データ準備)
Excelとの違いや、分析可能な「形」の重要性を体感。
理解しやすいダッシュボード作成(可視化)のパートから解説・実践することで、初学者でも確実にスキルが身につく構成としました。
成果:
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研修理解度の平均:4.75点(5点満点)
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受講者33名中31名(94%)が「非常にわかりやすい/すぐに実務に使える」と回答
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アンケート自由記述では、
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「研修資料を教科書代わりに今後も勉強を進めたい」
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「BIに対する苦手意識がなくなり、レポート作成に挑戦したくなった」
- 「実際に使う場面を想像しながら学べた」などの声が多数寄せられました。
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「研修資料を教科書代わりに今後も勉強を進めたい」
成功のポイント:
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「スタースキーマ = フィルター」など、抽象概念を具体例・図解で丁寧に可視化
初心者でも構造理解が進み、応用への自信が生まれた。
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講師+サポート体制により、リアルタイムでの疑問解消を実現
「その場で聞けた」「すぐ実演してくれた」という安心感が、集中力の維持に貢献。
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単なる操作研修ではなく、「BIの考え方」を学ぶ研修だった点が高評価
操作スキルに終わらず、分析の思考力が鍛えられた。
独立行政法人|“作れる”から“設計できる”へ! 分析構造を学ぶ応用研修
研修概要:
業種 : 独立行政法人
従業員数: 約400人
研修形式: 対面型|4時間
受講人数: 約10名
内容 : Power BI 応用研修|データ設計に特化
課題:
業務の特性上、「何件・何時間の業務をお客様に提供できたか」を可視化し、経営層や現場に定量的に共有したいというニーズが高まっていました。
基本的なダッシュボード作成は一部の部門で運用されていたものの、データ整形やモデリングといった“設計力”に関してはスキルの個人差が大きく、分析スキルの属人化が大きな課題となっていました。
各現場からは、「自作のレポートが正しい構造か分からない」「可視化したいKPIとビジュアライズが結びつかない」といった声も挙がっており、構造設計の理解と、Power BIにおける“分析の型”の社内統一が求められていたのです。
こうした背景から、「Power BIのデータ整形とモデリングを一から学べる研修」をコンセプトに、
3時間の講義+1時間の実務活用Q&Aタイムという構成で、全4時間の研修を実施しました。
研修内容:
「KPI可視化とスタースキーマ設計に特化したPower BI応用研修」
この研修では、すでに基本操作を習得済みの中級者を対象に、「正しい分析構造を理解し、組織で再現性あるレポートを構築する力」を習得してもらうことを目的としました。
研修は以下の2部構成で実施。
【第1部|3時間講義:理論と実践】
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KPI可視化に必要なデータ構造の考え方
件数・時間などの数値に意味を持たせる「分析軸」の設計方法を再確認。
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スタースキーマの仕組みと設計演習
日付・担当者・サービス内容などの分析軸を整理。実際にリレーションを設計。
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ダッシュボード設計とKPIの伝え方
ダッシュボード設計の原則を共有。 ドリルダウン構造を持つグラフを再現。
【第2部|1時間:実務活用Q&Aタイム】
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各受講者の疑問に講師が個別対応
「自部署のデータではどう構成すればよいか?」といったリアルな相談が相次ぐ。
成果:
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スタースキーマの基本構造を全参加者が実務レベルで理解
KPIを可視化するための「軸と対象の切り分け」が明確にできるようになった
データモデリングから可視化までを、自力で作成できるメンバーが増加
成功のポイント:
操作解説にとどまらず、「なぜその設計が必要か」を徹底的に言語化
ただ作るのではなく、“構造を設計する思考力”を重視した構成企業の実務に即したフルオーダーメイドの研修設計
実務帳票を用いた演習により、より自分事として研修に臨める環境をご用意。研修後の1時間質問タイムで「実務に落とし込む力」をフォロー
一方通行の講義では得られない、現場の悩みに応じた支援が好評
まとめ
今回は、研修を選ぶ際のポイントを説明したうえで、Power BI研修のおすすめ5社を解説しました。
この記事の要点をまとめると、以下の通りです。
研修を選ぶ際のポイントは以下の5つです。
1. 従業員のスキルに合った講座が選べるか
2. 目的に合ったカスタマイズプランを提案してもらえるか
3. 料金体系が明確で費用対効果が高いか
4. 研修後のフォローアップ体制が充実しているか
5. 同業種や企業規模に応じた実績があるか
おすすめのPower BI研修会社は以下の5つです。
1. ユースフル|実務直結の研修を抜群のコスパで
2. NECビジネスインテリジェンス|DX人材育成の実績と信頼
3. インソース|圧倒的な研修実績
4. トレノケート|IT技術者教育のプロ
5. インターネット・アカデミー|カスタマイズが自由自在
本記事が、法人向けPower BI研修を探している方の一助になれば幸いです。
【無料配布】 デジタル人材育成|総合研修カタログ
100ページ超! コスパよく研修を導入するための全ノウハウ
「予算内で効果的な社員研修を実施したい…」
「現場で求められるIT基礎力を全員に提供したい…」
「研修後も学習を継続できる仕組みを探している…」
そんな方に向けて、ユースフルが提供している法人研修の全てを1冊にまとめました。
- ユースフルの研修カリキュラム一覧
- コストを抑えて成果を出す研修のコツ
- 実際の導入事例と成果データ
など、研修を検討する上で必ず押さえておきたい情報を網羅しています。
ぜひ、貴社の研修計画にもご活用ください。