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ChatGPT 研修 応用編|「プラグイン」の使い方と実用例を徹底解説!
皆さんは普段ChatGPTを活用する中で、「プラグイン機能」を使っていますでしょうか。
この機能は、ChatGPTに様々な外部サービスやアプリケーションを埋め込むことで、ChatGPTができることを増やしてくれるアイテムです。
スマートフォンにニュースアプリや天気アプリ、SNSアプリなどを適宜インストールするのと同じように、ChatGPTをどんどん便利にしていく役割を持っているのです。レストランの検索やメールの自動処理、データ分析など、ChatGPTの応用範囲が飛躍的に広がっていきます。
しかし、操作に慣れ親しんだスマートフォンにお好みのアプリをインストールするのとは異なり、どんな手順でChatGPTとアプリを紐づけ、どのように使いこなせばプラグインの効力を発揮させられるのかがいま一つわからない方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、ChatGPTにおけるプラグイン機能の基本設定から利用方法、そして実務への応用までを、初心者にもわかりやすく解説していきます。プラグイン機能を最大限に活用し、ChatGPTをより強力なアシスタントに進化させる方法を一緒にみていきましょう。
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目次[非表示]
- 1.ChatGPT|プラグインの設定と種類
- 1.1.プラグインの設定方法
- 1.1.1.効果的なプラグインの選び方
- 1.2.プラグインの種類
- 2.ChatGPT|プラグインの活用例
- 2.1.食べログ
- 2.2.Zapier(ザピア)
- 3.ChatGPT|プラグインをさらに使いこなすコツ
- 4.まとめ
ChatGPT|プラグインの設定と種類
まずはChatGPTでプラグイン機能を使うための事前設定をみていきます。
プラグインの設定方法
プラグインを使うには、以下の手順で設定を行います。
①ChatGPTホーム画面左下のアカウント名から「設定」をクリック。
↓
②設定画面から「ベータ機能」を選択し、「プラグイン」をONにする。
↓
③ホーム画面左上で「Plugins」を選択。
↓
④右側に登場した「プラグインなしがインストールされています」をクリックして、「Plugin store」にアクセス。
↓
⑤プラグインストアでお好みのプラグインをインストールする。
効果的なプラグインの選び方
- 目的に合ったプラグインの選択:まずは、自分がChatGPTに何をさせたいか、どのようなタスクを効率化したいかを明確にしましょう。その上で、目的に最も合致するプラグインを選ぶことが重要です。
- 評価とレビューを参考に:利用可能なプラグインは数多くあります。選択肢が多い中で迷わないように、他のユーザーの評価やレビューを参考にして、信頼性と効果を判断しましょう。
プラグインの種類
プラグインには、情報検索からデータ処理、コミュニケーションツールの操作まで、さまざまなカテゴリーが存在します。たとえば、以下のようなプラグインが利用可能です。
プラグインの種類 |
具体的な役割 |
---|---|
情報検索 |
食べログやGoogle検索など、特定の情報を検索し、結果をChatGPTの対話に直接組み込めます。 |
データ処理 |
ExcelやGoogleスプレッドシートなどと連携し、データ分析や表計算を行えます。 |
コミュニケーション |
GmailやSlackといったコミュニケーションツールと連携し、メッセージの送受信やチーム内での情報共有を効率化します。 |
自動化・連携 |
Zapierのように、異なるアプリケーション間でタスク自動化やデータの連携を実現します。 |
これらのプラグインを活用することで、ChatGPTはただのテキストベースのAIから、強力なビジネスアシスタントへと進化するのです。
ChatGPT|プラグインの活用例
それでは実際にプラグインを活用した事例をいくつかご紹介します。
食べログ
食べログのプラグインを使うことで、ChatGPTはレストランの検索が可能になります。
たとえば、「明日の19時に天神で寿司を食べたい」というようなリクエストをChatGPTに投げかけると、食べログのデータベースから条件に合うレストランの情報を提供してくれます。
評価、場所、予約可能な時間帯、さらにはレストランへのリンクや写真まで、ChatGPTの対話ウィンドウ内でダイレクトに確認できるのです。
Zapier(ザピア)
ザピアは、異なるウェブアプリケーションを連携させることができるツールです。
たとえば「Gmailから特定の送信者の最新メールを検索して」といったリクエストをすると、ChatGPTはザピアを介してGmailにアクセスし、指定された条件に合致するメールを検索し、その結果をユーザーに提供します。
アプリケーションの連携処理は、詳細な設定や言語の壁などがハードルになりやすい作業ですが、プラグインを入手し、ChatGPTで日本語の自然言語で指示してしまえば、簡単にアプリ連携ができてしまうのです。とても便利ですよね!
他にも、スプレッドシートのデータを基にした報告書の作成、チーム内のコミュニケーションの効率化、顧客からのメールに基づくアクションの自動化など、幅広いシナリオでの応用が期待できます。
ChatGPT|プラグインをさらに使いこなすコツ
ChatGPTとそのプラグインをより効果的に使いこなすことで、作業の効率化、情報検索の精度向上、さらには日々の業務の自動化まで、様々なメリットを享受できます。本記事の最後に、そのためのコツをいくつかご紹介します。
プロンプトの設計
- 明確かつ具体的な指示:ChatGPTやプラグインに何を期待しているのかを具体的に伝えることが重要です。曖昧なリクエストよりも、明確な指示がより良い結果を導きます。
- プロンプトの段階的な調整:最初から完璧なプロンプトを考える必要はありません。試行錯誤を重ねながら徐々にプロンプトを調整していくことで、求めている結果に近づけます。
プラグインの複線化
- 複数のプラグインを組み合わせる: 一つのタスクに対して、複数のプラグインを組み合わせて利用することで、さらに高度な作業が可能になります。たとえば、情報検索とデータ分析を組み合わせて、より深い洞察を得ることができます。
- フィードバックを活用する: ChatGPTやプラグインを使ったあとは、そのアウトプットに対してフィードバックを行うことが重要です。これにより、システムはより精度の高いレスポンスを返すようになります。
これらのTipsをフル活用し、プラグインによりChatGPTの潜在能力を最大限に引き出していきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、ChatGPTにおけるプラグイン機能の基本設定から利用方法、実務への応用ケースについてご紹介しました。
プラグインにより、ChatGPTが単なるテキストベースの対話ツールから、幅広いアプリケーションとサービスにアクセスできる強力なプラットフォームへに進化していることをお分かりいただけたかと思います。
今後さらに多くのプラグインが開発され、新しい用途が生まれることでしょう。
ChatGPTの効力を最大限に発揮して自分や自社の生産性をより効率的かつインパクトのあるものに変えていくためには、最新情報へのあくなきキャッチアップとユーザー自身のスキルアップが欠かせません。
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